開発や外来種の影響を受けない独自の動物や植物の宝庫。オーストラリアのガラパゴスと呼ばれています。海岸ではアシカやオットセイ、イルカ、クジラ、フェアリー・ペンギンたちと、森や草原ではカンガルーやワラビー、ハリモグラ、コアラたちと出会う。岩・小石・砂・火山灰・動植物の死がいなどが順番に堆積してきた地層は、岩石や地層が土壌や植生などにおおわれないで,直接地表に現れた景勝地も見逃せません。2019年後半~2020年前半にオーストラリア南部の山火事・ブッシュファイヤーで大きな被害のあったカンガルー島。2022年現在、島には「Regeneration area・再生エリア」の看板もありますが、植物は再生し確実に復活してきています。
*オーストラリア国内でコアラ抱っこの写真撮影OKなのはクイーンズランド州、南オーストラリア州、西オーストラリア州の3州のみ<写真提供:オーストラリア政府観光局>
カンガルー島
シールベイ自然保護公園

希少種のオーストラリア・アシカが約500頭生息するコロニーがある自然保護区。レンジャーと一緒に海辺で寝そべって休んでいるアシカに近付いたり・・1800年代前半はアシカの皮や脂が輸出で高値売買で大量捕獲され、絶滅の危機でした。オーストラリア本土から離れたこの地は隔絶されていた為に命を繋ぐことができたのです