カナダ鉄道で行く動物観察とカナディアンロッキー

くじら

カナダのフィヨルドと

鉄道&カナディアンロッキー

プリンスルパート

巨岩

クジラやアザラシ、多数生息する白頭ワシなど、多くの海洋生物、海鳥類たちとの出会いがるクルーズです。夏季運行は9月まで、高緯度である事を生かし日の長さが運航に楽しさを高めます。美しい夕日、入り組んだ海岸線、季節によって異なる風景に心が奪われます。森で覆われた山々と大地、イキイキとした海、生命と自然の息吹を感じる感動の旅
プリンスルパート空港は島にあり、バスとエアポートフェリーで対岸のダウンタウンへ移動

大陸横断列車・VIA鉄道スキーナ号

列車

流れる川にちなんで名付けられたスキーナ号は、太平洋沿岸にあるプリンス・ルパートからジャスパー国立公園へカナディアン・ロッキーの雄大な風景を駆け抜けます。160kmを2日間かけての旅は、途中、プリンス・ジョージで1泊、クライマックスのロッキー最高峰・ロブソン山が近づいてジャスパーに到着します
州の法律で乗客が列車内で個人的なアルコール飲料を飲むことは禁じられています。アルコール飲料は一部の列車の個室の寝台車内でのみ飲むことができます<運航日、運航曜日に注意|写真提供:VIA鉄道>

旅のモデルコース

観光などをプラスした宿泊に変更等、アレンジも致します。出発希望日がございましたらお問い合わせ下さい

1日目 バンクーバー到着後、入国手続き。空路、プリンスルパートへ。着後ホテルへ<プリンスルパート泊>
2日目 朝、ウォッチングツアーへ出発です。野生のグリズリーベアも生息するノーザンBC沿岸部。氷河が削り取ってできたフィヨルドの深い内海は様々な海洋生物の宝庫。クジラが尾びれをふりあげ、アザラシが岩場で休み、白頭鷲が旋回する姿は生命の躍動を感じる約6時間のクルーズです<プリンスルパート泊>
3日目 終日、プリンスルパート自由散策。 先住民の太古の暮らしぶりを示す品や伝統工芸品などを展示したノーザン・ブリティッシュ・コロンビア博物館、太平洋水没者祈念公園(パシフィック・マリナーズ記念公園)、ウィニスタ鉄道駅舎博物館はグランド・トランク太平洋鉄道時代の駅舎を位置として博物館としています<プリンスルパート泊>
4日目 プリンスルパート発~プリンスジョージ<プリンスジョージ泊>
5日目 プリンスジョージ発~ジャスパー<ジャスパー泊>
6日目 終日フリー。ゆっくりと街歩きを楽しむも良し、ウィスラーズ山、マリーン湖、マリーン渓谷などに出かけるも良し。ご自身のプランでお楽しみ下さい<ジャスパー泊>
7日目 朝:バスターミナルから定期バス(英語)でカナディアンロッキー観光をしながらバンフへ向かいます。途中、コロンビア大氷河で雪上車に乗車、スカイウォーク、レイクルイーズに立ち寄ります
夕方:バンフ着<バンフ泊>
8日目
9日目
終日フリー。夏は登山、冬はスキーで賑わうリゾート地。街から美しい山並みを眺めながら滞在を楽しんだり、ハイキングでアクティブに過ごすのもおすすめです<バンフ泊>
*滞在をレイクルイーズにする事も可能です
10日目 混乗車でカルガリー空港へ

弊社ツアーは安心してご旅行して頂ける体制を心がけております。緊急時には現地提携会社で日本語による電話サポートもございます

ジャスパー

ジャスパー街

大自然に囲まれた静かなリゾート。標高約1,064m、アサバスカ川や国道16号線(Yellow Head Highway)に沿った細長い街、中心はコンノート(Connaught)通りでホテル、レストラン、ギフトショップが軒を連ねる。カナダ最大の国立公園で、光が少なく、暗い空を見るのに最適でダーク スカイ保護区となり星空観賞の街となりました。秋にフェスティバルが開催されます(2022年は10月14日~23日)
◎ジャスパー スカイトラム・・・ゴンドラでウィスラー山の頂上へ、頂上駅からはジャスパーの街や湖、ロッキーの山々が見渡せる眺望は抜群。また、そこから更に上へ行く散策路もあり、晴れた日はカナディアンロッキーの最高峰マウント・ロブンが見えることも・・・。町から車で約5分。運航期間はその年の積雪量などによりますが通常4月~9月下旬
*山頂は風が強い事も多いので夏でもウインドブレーカーや薄いダウンをご持参ください

マリーン湖とマリーン渓谷

湖と島

ジャスパー国立公園内のロッキー最大の氷河湖。街からは車で約48Km、約1時間ほど。トルコブルー(トルコ石の色)と言われる美しい青色は、深度や光によってさまざまな色に変化する湖面が印象的な風景です。湖に浮かぶスピリット島は絶好の写真スポット。湖岸から船に乗り両側に山々を眺めながら、スピリットアイランドを真正面に見るクルーズも人気です
◎メディスン湖
街から27Kmのマリーン湖に行くにある湖。湖底から水がしみ出し、マリーン峡谷まで流れ出す為に夏は氷河が解けて姿を表し、秋から冬にかけて水量が減り、湖が完全に消えてしまう不思議な湖。季節により湖畔に咲く植物の花が美しい

コロンビア大氷河

雪上車

コロンビア山を中心として広がる氷原で約325k㎡、氷の厚さは最大約350m。コロンビア大氷原のアサバスカ氷河はバンフから182Km、ジャスパーからは105Kmに位置し、シーズン中は巨大なキャタピラの雪上車による観光ができます。この地域は道路の標高が高いため、雄大な美しい山岳風景を間近に見ることができます。氷上を走る雪上車のタイヤ径は約1.5mの特殊車両に乗ってアサバスカ氷河に・・。溶けた水は北は北極海、西は太平洋、東はハドソン湾、南はメキシコ湾に注ぐ北米大陸の分水線となっています

グレーシャー・スカイウォーク

絶景

サンワプタ渓谷に張り出したガラス貼りのプラットフォームを歩くと、眼下の谷底とカナディアン・ロッキーの美しい山、青い空が一望!足を踏み出せば谷の上を空中散歩しているかのような感覚に・・スリルと感動です

バンフ

バンフ街

街から美しい山並みを眺められる、夏の登山、冬のスキーなどで賑わうリゾート地。サルファー山から温泉が出たことが、カナダ最初の国立公園として制定されるきっかけとなりました
◎野生動物・・・エルクは道沿いの林や森、川沿いで。ムース、ビッグホーン・シープ、マウンテン・ゴート、ブラック・ベア、ピカ(ナキウサギ)、ターミガン(ライチョウ)などを見かける事があります。遭遇した時は近づき過ぎないように・・・

バンフ滞在の楽しみ

地図

①トンネル山/標高1,690m・・・街中から起点まで徒歩約15分。片道2.3km、標高差310mを約40分~1時間で1,690mの山頂へ
◎サルファー山/標高2,281m・・・街中からバスでゴンドラ乗り場まで約15分、展望台まで約8分。眼下にバンフの町並み、トンネル山、カスケード山、ランドル山等、360度カナディアンロッキーの絶景を満喫する事が出来ます。さらに木道を登ればサルファー山の山頂に立つことが出来きます。ゴンドラを使わず登る場合は、トレイル入口から片道5.5km、標高差701mを約1時間40分から2時間で山頂へ
②フェンランド・トレイル・・・手軽に散策を楽しみたい方にお勧めのコース。町から起点まで徒歩約20分。高低差もなく1周約2km、50分位の1時間以内で小川に沿って歩くので気持ちがいい自然散策が楽しめます
③ジョンソン・レイク・・・街から車で約15分。椅子やベンチからカスケード山やランドル山を見ながら休憩もできる1周約3.5Kmの散策路
◎ジョンストン・キャニオン・・・ジョンストン渓谷沿いを、森林浴をしながら歩くコース。流れる川の音を聞きながら2つの滝(ローワー滝、アッパー滝)を目指します。整備された道が続くのでお子様連れでもOK。木、花、野生動物などの説明板が各所に設置され、自然観察路として楽しい(往復約5,4km、歩行時間約2時間)
④フードゥー・・・街から約4.1km。トンネルマウンテンロードを進んだボウ川沿い、氷河が運んだ土砂が固まり侵食で形成されたキノコのような奇岩
◎バーミリオン湖・・・朝焼けを美しく湖面に映し、朱色(バーミリオン)に染まるという3つの湖。1stから3rdと番号が付けられ、朝や夕方にはムースなどの野生動物やバードウォッチングもする方も・・・

レイクルイーズ

湖

カナディアンロッキーの宝石と讃えられる美しい湖、ビクトリア女王の娘ルイーズ王女にちなんでレイク・ルイーズと名づけられました。氷河の侵食によって出来た湖で、岩粉から解け出た水により美しいエメラルド色。湖面にビクトリア山(3,464m)が映る姿は一枚の絵のような美しさです。雪解けの5月下旬~10月上旬がハイキング・シ-ズン。ウォーキング程度の簡単なものから、アップダウンもある健脚向けのコースなど多様なコースがあります。周辺散策、カヌーを借りてゆっくりと湖上のひと時を過ごす・・・。湖の位置は町から4km程離れ、標高も200m上がります。長さ2.4km、幅500m、深さ90mの細長い湖。水の温度は夏でも4℃程と冷たい

レイクルイーズのハイキングコース

地図

①湖岸道/1.9Km・・・美しい湖に見ながら歩く清々しい遊歩道。ベビーカーを押しながらでも大丈夫な散歩道です
◎フェアビュールックアウト・・・展望台は標高1,871m、トレイル入口から約0.7Km。レイクルイーズの眺望が広がります
②アグネス湖トレイル・・・ターコイズ・ブルーの湖、夏季営業の湖畔ティーハウスは山小屋風で心やすらぐ休みどころ。ベンチ、ピクニックテーブルなどもあります。まずはミラーレイク(標高2,025m)へ約50~60分、木々の間から断続的にルイーズ湖の景色を見ながら歩きます。さらに約0.8Km・約60分、最後に木製の階段を登ると到着です。秋のアグネス湖はカラマツの針葉が色づく美しい風景です
◎ビッグ・ビーハイブ(beehive)/標高2,270m・・・アグネス湖畔を対岸まで周り、最後の区間は平坦な大きな岩の上を歩いて山頂へ。レイクルイーズが一望の眺望!途中の岩山からはピカ(ナキウサギ)の「イーイーイー」という声が聞こえることも・・山の形が蜂の巣に似ていることからこの名になりました
③サドルバック/標高2,330m・・・シャトー・レイクルイーズホテルから見えるサドルバック山。3.6kmのコース、雄大さを感じる山です
◎フェアビュー・マウンテン/標高2,744m・・・健脚な方向け。サドルバックからガラガラした急斜面を登ると、眼下に湖を眺める絶景
◎ビクトリア氷河・・・レイクルイーズの奥、標高3,464mのビクトリア山にある氷河。ルイーズ湖畔を歩き、プレーン・オブ・シックス・グレシャーズのトレイルへ。上部、氷河に近づくと、のぼり坂が厳しくなり、足元も岩場がつづくので装備はご注意を

写真提供:カナダ政府観光局、ツーリズムジャスパー