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ビクトリア(Victoria)と周辺の見所


バンクーバー島の南東端にある島の中心地です。人口約33万人で、バンクーバー市の南110kmに位置します。先住民の土地だった地に、1843年にイギリスが要塞を造ったのが最初で、植民地時代にブリティッシュ・コロンビア州の州都が置かれて以来、その地位を守り続けています。市の東方から南方はアメリカ領です。


■州議事堂(The Parliament Buildings) 前庭にビクトリア女王のブロンズ像、屋根の上にバンクーバー島発見者であるキャプテン・バンクーバーの像が立っています。州議会の部屋や堂内の豪華な装飾は、無料の見学ツアー(所要時間は約20分、説明は英語)で見ることが可能。夜は美しくライトアップされます。





■ロイヤル・ブリティッシュ・コロンビア博物館(Royal British Columbia Museum) 州議事堂の東にある博物館です。1986年の開館で、州の自然や歴史、文化に関する資料を展示しています。本来の姿で見えるように工夫した展示方法で注目されています。



■ビーコン・ヒル・パーク(Beacon Hill Park) ダウンタウンの南1kmにある広大な公園。





■ブッチャート・ガーデン(Butchart Gardens) 世界中から訪れるビクトリア最大の観光名所で、20ヘクタールに及ぶ広大な庭園。ダウンタウンの北20km、セメント王といわれたロバート・ブッチャート氏が妻とともに1904年に石灰岩の採掘地跡に造園したものです。バラ園、ポプラ並木、日本庭園、イタリア庭園など様々な庭園がある。中でもサンクン・ガーデン Sunken Gardenの見晴台からの眺めは人気が高い。12月から1月初旬までは、クリスマス・イルミネーションが行われる。受付では日本語パンフが入手可能。




■バンクーバー島の見所

■ダンカン(Duncan) ビクトリアの北50kmにある町です。先住民族の文化が色濃く残る町で、町中に80本のもトーテムポールが建っています。先住民の歴史や生活道具を展示する博物館「カウチン文化センター(Cowichan Cultural Centre)」では名産のカウチン・セーターの製作過程も見ることができます。


■シュメイナス(Chemainus) ビクトリア北70kmにある「壁画の街」。 街中には33以上(現在も増えている)もの壁画があり、1時間も歩けば全ての壁画を回れる。町おこしのため地元アーティストが壁画を描いたことで知られています。


■ナナイモ(Nanaimo) バンクーバー他カナダ本土からのフェリーが発着する港があり、バンクーバー島の玄関口として栄えています。ビクトリアから100km、70kmの対岸にバンクーバーがあります。古くは炭鉱で栄え、19世紀頃の歴史的な建造物が町に点在しています。毎年7月下旬に、対岸のバンクーバーまでモーターをつけたバスタブ(風呂桶)で海峡を横断するレースがあります。

■キャンベルリバー(Campbell River) サーモンフィッシングに世界中から釣り人が集まります。



■トフィーノ ホエールウォッチングが有名なバンクーバー島の西に位置する小さな海沿いの街。バンクーバーよりホースシューベイへ行き、そこからフェリーに乗ってナナイモという町へ。このナナイモがバンクーバー島の入り口。そこからバンクーバー島を横断します。ナナイモからトフィーノまで約4時間。途中あるポートアルバーニという街ではフィヨルドと呼ばれる氷河で削られてできた湖のような海があり、そこに水陸両用機が谷間から着水する光景は美しいです。


■サンシャイン・コースト バンクーバーの北西に位置し、80Kmの美しい海岸線沿いを持つ穴場スポット。バンクーバーからフェリーを介して、わずか90分で行ける距離、カヤック、ハイキング、マウンテンバイク、スキューバダイビングなどのアウトドアアクティビティーはもちろん、アートギャラリーや博物館を巡り芸術・文化にも触れることもできる。サンシャイン・コーストの入り口のギブソンズへは、ウエストバンクーバーからフェリーで約40分です。車の場合、バンクーバーのダウンタウンを抜けて、ハイウェイ101号線でホースシューベイに向かいます(バンクーバーからホースシューベイまでは車で約30分)。ホースシューベイからはラングデール(Langdale)行きのフェリーに乗船します。サンシャインコーストには、サーモンフィッシングのメッカとしてが有名なペンダーハーバーもあります。また、カヤックなども楽しめます。